試乗時の一般的なチェックポイント

中古車の試乗でチェックすべき一般的な内容を述べてゆきます。まず、ドアの開閉をチェックします。スムーズに開閉できれば問題ありません。ロックが利くかどうかのチェックも忘れないようにしましょう。シートに座ったら、シートベルトのチェックです。シートベルトは一度の大きな衝撃の後は交換をしなければなりません。一度すべて引き出してみて、戻りの確認を行います。次にエンジンをかけます。キーの回転にすぐ反応してエンジンがかかれば問題ありません。そしてそのまま暫くアイドリングしてみます。エンジンの回転数が一定であれば問題ありません。走行を始める前に、クラクション、ワイパーの動作、ライトの点灯、パワーウインドウの動作などを一通り確認します。走行後はまずハンドルの操作性はチェックしましょう。重いハンドル、軽いハンドル、様々です。すでに乗りなれた自動車がある場合は、それとの違い(落差)は無視できない操作性の違いとして体感されます。この他、走行時にハンドルが引っ張られるような感覚がないかどうか、これも重要です。ハンドルから手を離してもまっすぐ走れば問題ありません。次にブレーキの利き具合です。ハンドル同様、ブレーキも車によって癖があります。乗り慣れた車と落差が大きい場合は、慣れるまでに時間が掛かると思っておかなければなりません。あまりに利きが悪過ぎると感じた車は、たとえそれがその車の仕様で、正常な状態であっても、購入は見送った方が無難でしょう。車は仕様通りのものかどうかよりも、正常に運転できるかどうかの方が遥かに重要な問題です。シートの感覚も運転には大事な要素となります。大きさや硬さは言うまでもありませんが、座った時の膝の曲がり具合や、脚の動かしやすさも考えなければなりません。試乗時の多少の違和感は慣れで解消するものもあります。シートについて一番考慮すべきは、長時間の運転で身体に負担が出ないかどうか、とっさの時に、無意識にブレーキを十分踏み込めるような脚の状態になっているかどうかです。いくら外観、内装が気に入った車でも、シートの構造が身体に合わなければ安全な運転を長時間行えません。視界のチェックも行ってください。フロントガラスそのものの状態ももちろんそうですが、運転時の目の高さがフロントガラスやサイドウィンドウのどの位置にくるかで、視界の様子は随分と違ってきます。死角が多く感じられる車は、物理的に身体に合っていないと思い、諦めるのが無難かもしれません。その他には、エンジン音や振動、操作レバーなどの位置やレイアウトなどです。違和感を感じても、慣れの問題として解釈できるかどうか、冷静に判断することが大事です。

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